施工事例

防火水槽の漏水防止工事

 

防火水槽の漏水防止

現在作られる防火水槽は施工技術の進歩により、ほぼ完全な防水性に仕上がっております。しかし、永年経過したものの中には、地震や地盤沈下など様々な要因によって防水性を保ってないものもあり、水位の低下など防災上の問題がありました。この対策としては、クラック(ひび割れ)へのコンクリートや充填材による補修方法がありました。しかし設置場所が軟弱地盤であったりすると時間の経過に伴う完璧な対策がない状況でした。

 そこで当社では、『十日町地域広域事務組合・十日町地域消防本部様』とともに、この漏水防止という課題に取り組み、その結果、『遮水シートによる浮かし張り工法』を考案し採用しました。

 この工法は漏水する水槽を全面改築することなく、安価で短期間に防水水槽の機能を回復する技術として考案され数多くの改善実績をあげ、防災対策に寄与しています。

 ※遮水シートの浮かし張り工法とは・・・

大きさに余裕を持たせた遮水シート水槽を、コンクリート構造物の本体に全面接着することなく、
シートの上部のみ、躯体にアンカーボルト等で接合します。再び躯体の変形・伸縮によるクラックの拡大が起きても、シートの余裕と弾力で漏水を防止できます。

ひび割れで老朽化した水槽でもOKです

 
複雑な形状にも対応

 

 

水漏れする古い水槽が短い工期でよみがえります。

 

 

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